こんにちは!Ruiです。
突然ですが、イングリッシュおさるさんをご存知ですか?
おさるのジョージのお面をつけてYouTubeで英語教育を発信しています。
チャンネル登録者数が約40万人近くいる人気YouTuberなので、知っている方も多いのではないでしょうか?
今回ご紹介したいのは、イングリッシュおさるさんのSNSマーケティング術についてです。
「そもそもフォロワーってどうやって伸ばしていったらいいのか分からない・・・」
「フォロワーを集めたらどうやって商品を販売すればいいの?」
こんな悩みや疑問のある方には、とても勉強になる内容になります。
それでは見ていきましょう!
・最新のSNSマーケティングがどんなものか分かります
・良質な見込み客を残す方法が分かります
イングリッシュおさるさんって何者?
英語を教えるYouTubeチャンネルの運営や英語コーチングスクールや発音スクール、さらに、Webマーケティングのプロとして経営者や個人事業主を対象にプロデュースを行っております。
なんと起業1年目で月商3.6億円、利益率95%という実績を叩き出したすごい人なのです!
そんなおさるさんですが、元々は手取り18万円の公立高校の英語教師でパソコンは今でも苦手だそうです。
起業1年でFIREを達成したおさるさんのマーケティング術、気になりますね!
なぜ、起業1年目で月商3.6億円(利益率95%)稼ぎ出せたのか?
結論から言うと、良いお客様だけに商品を販売しているからです。
そんなことできるの?って思いますよね。
おさるさんは海外の最先端のマーケティング手法を研究し、日本仕様にカスタマイズした「SNS動画マーケティング」を活用し、成果を出してきました。
以下のような手順で売上を最大化させていきました。
①SNSや広告で無料オファーを使って、ファンを自分のページに集める
②ファンの人に、1番効果が出やすい個別指導や講座の高額商品を販売する
③「②」で購入しなかった人に、低価格な本やオンライン講座を販売する
④「③」の購入者に対して、オンライン講座をアップセルする
⑤最初にオファーした高額商品や未購入だが、その後、ダウンセル商品を買ってファンになった人に個別指導や講座の高額商品を再度販売する
※おさるさんの書籍「SNSマーケティング術」より引用
①の「ファンを集める」までは誰もがよくやっている手法ですが、②以降が違います。
いきなり高額商品なんか販売して売れないでしょ!
と思いますよね。
しかし、おさるさんは高額商品を買った意欲の高い人に成果を出してもらうことを重要視しています。
低価格商品を先に販売してしまうと、お客様がそれだけで満足してしまったり、成果が出ず不満を感じたりするリスクが生じます。
そうなると、買ってくれたかもしれない高額商品が売れなくなってしまう可能性が出てきます。
本来30万円で売れたのに、先に低価格商品を売ることで単価を3万円になってしまったなんていうのは勿体無いですよね。
最初に高額商品を売り、買ってくれなかった場合に低価格商品を提案するのが最適としています。
あえて「ステップ」を踏ませるマーケティングフローの活用
そうは言っても、
「低価格商品でも良いから売って少しでも利益を上げたほうがいいんじゃない?」
「それこそ高額商品を売って成果が出なかったらクレームが来そう・・・」
と思うかもしれません。
しかし、おさるさんは目先の利益に囚われず、あえて面倒なステップを踏ませ良いお客様だけに販売することのほうが重要だと言っています。
では、具体的にどうやって良いお客様だけに商品を販売しているのでしょうか。
以下がおさるさんの具体的なマーケティングフローです。
①YouTubeで認知と信頼を集める
おさるさんは、最初のYouTubeの段階で質の高い動画をつくり、価値提供をしています。
2時間を超えるような長尺動画も多々ありますが、それらの再生回数は高く人気の動画となっています。
ショート動画の時代と言われていますが、本当に自分に必要な情報であれば長くても見てくれます!!
おさるさんは、情報は無料で良いというスタンス。
YouTubeでは売ることが目的ではなく、あくまで認知と信頼獲得が目的としています。
長尺動画にも関わらず、最後まで見て学ぶ意欲のある人が②のLINE登録に進んでくれるます。
②と③で教育とスクリーニングを行う
②のLステップでも有料級のコンテンツがこれでもかというくらいプレゼントしてくれます。
このLINEまでなら気軽に登録できるので、何となく良いなと思った程度でも登録する人は多いです。
③のメルマガ登録になると、ちょっと面倒になってきます。
実際に実際に見込み客リストは65%くらいに減るようです。
しかし、Lステップとメルマガの両方を経由させることで、さらに良いお客様、つまり本気度の高い人に絞に絞ることができます。
④のローンチ動画で離脱を最小限にする
ローンチ動画の目的は、商品やサービスを売り出す前にユーザーを教育して見込み顧客を作り出すことです。
通常のローンチ動画は、1~3話で教育をし、4話目で商品を販売するというのが一般的ですが、おさるさんは全ての動画でクロージングへの誘導が入っています。
理由としては、途中離脱を防ぐためです。
このローンチ動画までたどり着いた人は、ここまでの面倒なステップを超えてきたいわば優良な見込み客です。
毎回の動画の最後に、セッションの案内や申し込みボタンを設置することで機会損失を最低限に抑えています。
⑤のクロージングセミナーをあえて有料にする
ここまできてやっと「売る」という行為を行いますが、おさるさんは、このクロージングセミナーへの参加費を¥3,000にするなどしてあえて有料にしています。
目的としては、最低限の支払能力がある人をスクリーニングすることと、サンクスコスト効果という心理効果を働かせるためです。
サンクスコスト効果とは、これまで費やしてきたお金や時間、労力などが勿体無いと感じ、それらを回収しようという気持ちが働いて合理的な判断ができなくなる心理効果のことをいいます。
ユニクロ・GUで限定のコラボ商品を買おうと列に並んだものの、微妙だったことがありましたが、せっかく並んだしと思いそこまで欲しくない商品を買って帰った経験があります・・・
わざわざお金を払って参加したセミナーで案内された商品は、「良いものに違いない」と感じます(もちろん良い商品であることは大前提です)。
①〜⑤のこれだけのステップを踏むと・・・
①良いお客様、本気のお客様だけが残る(スクリーニング効果)
②わざわざこんなにコストと手間をかけたのだから、商品を買ってみようという、自分がとった行動を正当化したいという自己正当化バイアスを活用できる
③ステップ配信で商品の価値や魅力を伝えているので、購買意欲が上昇している
ここまですると、良いお客様しか残らないので、炎上リスクして信用が落ちるリスクや大きなクレームなどもなくなります。
実際におさるさんはリストが12万件以上あっても、1度も炎上したことがないようです。
まとめ
おさるさんの最新SNSマーケティング術はいかがでしたか?
成果を出すには裏技などなく、お客様が欲しい商品をつくり成果を出してもらう。
ただこれだけと、おさるさんは書籍の中でも言っています。
お客様に成果を出してもらうことで、良い口コミが広まり日々の営業活動が不要になります。
これが叶ったら、ものすごく理想ですよね!
すでに良い商品を持っている方は、おさるさんの最新マーケティングを参考にしてYouTubeに力を入れてみるのも良いかもしれません。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!