こんにちは!Ruiです。
コンセプト設計が大事!!
ペルソナ設定が大事!!
という言葉をよく耳にします。
確かに大事です。
しかし、実際にこのコンセプトやペルソナについてどれだけ深く考えられているでしょうか。
SNSで何かを発信するときや商品を設計して販売するときも、必ずコンセプト設計は必要になります。
コンセプトやペルソナが曖昧だと、上手くいく可能性はほぼゼロに等しいです。
SNSで発信するとき、何も考えずただ自分がやりたいことを発信していませんか?
それだとアカウントを伸ばすことはとても難しくなります。
そうならないためにも、今回はコンセプト設計とペルソナ設定についてしっかり学んでいきましょう!
ただ何となく発信しても時間の無駄になってしまいますよ!
・コンセプト、ペルソナの大切さが分かります
・自分が何か発信するとき失敗のリスクを減らせます
コンセプト設計やペルソナ設定は、SNSなどのメディア発信はもちろん、店舗経営や商品を開発して販売するときにも必ず必要になります!
なぜコンセプト設計が必要なのか
誰にどんな未来を届けるのか、これがコンセプトです。
人は未来をより良くするためにお金を払います。
あなたは発信を通じて、みてくれている人たちに届けたい未来はありますか?
まずはここがスタートです。
このコンセプトがなぜ必要かと言うと、あなたの目標達成の確率を上げるためです。
自分のビジネスの認知を広め売上に繋げたいと多くの人は思っています。
しかし、コンセプトを明確にして発信しなければ興味を示してもらえないでしょう。
例えば、あなたがパーソナルジムのトレーナーだとしましょう。
SNSで発信して集客に繋げたいと考えています。
その目的を達成するためには、誰にどんな未来を届けるのかと言うコンセプトを作り込み、発信内容を考えていかなくてはなりません。
「女性はみんな痩せて綺麗になりたいと思っているに決まっているんだから、痩せる情報の発信しとけばいいでしょ」、
これでは絶対に目的は達成できません。
フォロワー伸ばせばいいでしょ!と思い、ショートムービーでおもしろ動画撮って増やしても見込み客にならないですよね?
自分の欲しい結果から逆算して、コンセプトを元にどんな発信をしていくのかを考える必要があります。
そして、発信したメディアを見てその通りやれば、コンセプトとして掲げた未来に到達できるような内容になっているのが理想です。
コンセプトなしに適当に発信しても、結果がでず時間の無駄になります。
まず、あなたの思いであるコンセプトを明確にしましょう。
スターバックスのコンセプトは「Third place」です。
コーヒーを売っているわけではありません。
内装には気分が落ち着く自然色を取り入れ、空間を柔らかい印象にするために間接照明が効果的に使われています。
電源の有無や天井の高さ、席同士の距離感など、「Third place」というコンセプトの元、すべて計算して作り込まれています。
何年か前の調査でスターバックスとマクドナルドのコーヒーどちらが美味しいかとアンケートを取ったら、マクドナルドの方が美味しいと答えた人が多かったという事実がありました。
その結果を受けてスターバックスは何か変えたかというと特に何もしておりません。
売っているのはコーヒーではなく、「Third place」、居心地のいい空間だからです。
何が言いたいかというと、スターバックスでさえものすごくコンセプト作り込んでいて、たまたま当たって大きい企業になったわけではなく、なるべくして大企業になっています。
ペルソナ像を考える
人々にこんな未来を届けたいというコンセプトが決まったら、次に「誰に」の部分をもう少し深掘りして考えてみましょう。
40代以上の女性全般などでは広すぎます。
年代や環境によって悩みは違ってくるはずです。
自分の発信するコンテンツやサービスのど真ん中の顧客像を理解する必要があります。
あなたのサービスやコンテンツを見る人はどんな人か想像してみて下さい。
年齢は?
仕事は?
年収は?
貯金は?
結婚している?
子供はいる?
趣味は?
将来の夢は?
性格は?
悩みは?
そしてこの想定したペルソナの悩みを100個書き出す作業をしましょう。
「面倒くさすぎる・・・・」
そう思うかもしれませんが、これをやるかやらないかでだいぶ結果が変わってきます。
悩みを100個書き出すことによって、ペルソナのイメージが固まります。
イメージが固まると、ペルソナに響く内容や共感してもらえる内容を発信できるので、バズる投稿や再生回数の高い投稿をつくることができます。
とは言っても100個なんて全然思い浮かばないという方は、以下のジャンルで悩みを悩みを考えてみて下さい。
それぞれ10~15個考えれば、100個になります。
・お金の悩み
・仕事の悩み
・恋愛の悩み
・夫婦の悩み
・友人関係の悩み
・家族との人間関係の悩み
・健康の悩み
・美容の悩み
・趣味の悩み
美しく「バズる」技術より引用
ペルソナが欲しい情報をリサーチをする
「コンセプトを決めてペルソナも明確になった、よし発信だ!」と思うかもしれませんが、注意して下さい。
あなたがやりたいことを発信するのではなく、ペルソナが欲しい情報を発信しなくてはなりません。
そのためには、リサーチが重要になります。
自分が発信したい内容に近い内容を発信している発信者をYouTubeで見つけて、人気のある動画をリサーチして下さい。
YouTubeだけでなく、自分の発信したい内容に近い人気のインスタアカウントがあれば、それをみて人気の企画は何かをリサーチします。
そうやってリサーチしていると、当たっている企画には傾向があることに気づきます。
この傾向を掴むことが、後々発信をする上でとても大事になります。
色々リサーチをした結果、自分が発信しようと思っている内容に近い発信がない場合は、残念ながらブルーオーシャンなのではなく、単に需要がないだけだと思うようにしましょう。
YouTubeなどのSNSが普及して10年以上が経ちます。
自分が思いついたことは、重要があれば誰かがやっていると考えた方がいいです。
GDTの法則|当たり企画の傾向が掴みやすくなる
リサーチはしたけど、なんでこの企画が当たっているのか分からない・・・
ということがよくあります。
そこで人のニーズ、傾向を掴みやすくするヒントをご紹介します。
それは、GDTの法則です。
人間に生まれた以上、逃れられない欲望の法則になります。
Goal:努力せず、時間をかけず、お金をかけずに目的を達成したい
Desire:モテたい、愛が欲しい、認められたい、社会的地位が欲しい、人気者になりたい、承認欲求
Teaser:希少性、意外性、反社会性があるものが好き
G<D<Tの順で欲望は強くなります。
詳しくはGDTについて書いた記事があるので、こちらをご覧ください。
人気のあるコンテンツを眺めてみると、大体GDTの法則のどれかに当てはまっていることが多いので、ぜひ参考にしてみてください。
例えばですが、以下のサムネイルとタイトルをご覧下さい。
小顔神 HIROより引用
HIROさんは整形をすることなく、手技のみで小顔にすることができる人気の美容整骨師です。
こちらはHIROさんのチャンネルの中で再生回数が高かった人気の動画です。
3分で解消とあるように、時間をかけたくないというGoalを訴求しています。
さらに、こういった美容系の動画はなぜ需要があるのかといえば、そもそもモテたいとか可愛くなりたい、認められたいというDesireの欲求が根本にあるため、GDTのうちGとDを刺激したものになっています。
次にこちらです。
友利新 / 医師「内科・皮膚科」より引用
友利新さんが医師という立場から正しい美容、健康情報を発信しているチャンネルです。
こちらも友利さんのチャンネルで再生が多かったものですが、Teaserを刺激するようなサムネイルとタイトルになっています。
社会の闇とか裏と言われると、人は思わずみたくなってしまいます。
まとめ
今回の記事では、コンセプト設計の大切さや必要性を書いてきました。
コンセプトやペルソナを考えることは難しいことです。
ですが、時間がかかってもいいので、ここはしっかりと考えましょう。
実際にうまくいかない人の90%は、コンセプトづくりから失敗しているとも言っても過言ではありません。
思ったような結果が出ないときは、一度コンセプト設計に立ち返って色々分析してみることをお勧めします。
誰にどんな未来を届けるのか、何をするにもこれを忘れないように発信していきましょう。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!