こんにちは!Ruiです。
「自分の考えをうまく言葉にして伝えれない・・・」
「上司に話がわかりづらいと言われた・・・」
「ついつい話が長くなってしまう・・・」
こんな悩みを抱えたことはありませんか?
私も昔上司に話が長いと叱られたことがありました。
でも伝え方を少し変えるだけで、これらの悩みは解決されます。
今回は適切な順番で物事を伝えられるようになるフレームワーク、PREP法について書いていきます。
プレゼンや上司への報告、インスタのストーリーやフィード投稿にも使えます!
・「何が言いたいの?」と言われることがなくなります
・ビジネスパーソンとしてのスキルが格段にアップします
PREP法とは|論理的に伝える方法とは?
PREP(プレップ)法とは、分かりやすい文章を作るための文章構成モデルのことを言います。
「分かりやすい文章を作るためのテンプレート」として文章、プレゼン、会議など様々なシーンで活用されています。
・Point :結論(文章の要点部分)
・Reason :理由(Pointで述べた結論の理由を説明)
・Example :具体例(理由に説得力を持たせるための事例を提示)
・Point :結論(まとめ部分で最後にもう一度結論を述べる)
上記の頭文字をとってPREPと呼ばれています。
方法は単純です。
Pから順番通り(結論→理由→具体例→結論)に文章を書いたり、話をしたりするだけで、驚くほど論理的で分かりやすく伝えることができます。
CREC法とよばれるフレームワークもあります。
C:Conclusion 結論
R:Reason 理由
E:Evidence 証拠 事例
C:Conclusion 結論
こちらも英語が違うだけで、同じ構成のフレームワークになります。
PREP法のメリット3選
PREP法のメリットについて、見ていきましょう。
1.説得力が出る
シンプルで分かりやすいのはもちろん、結論に至った経緯や理由を伝えるため説得力も増すでしょう。
2.短時間で主張が伝わる
短時間で意見が伝わるため、不要なコミュニケーションコストを削減できます。
3.説得力のある文章がつくれる
結論→理由→具体例→結論の流れに当てはめてつくるので、論理的な文章作成が苦手な方にもおすすめです。
途中で方向を見失い、主張が分からない文章になるのを防げます。
人は結論を先に聞きたい
PREP法がなぜ有効かというと、基本的に人はせっかちだからです。
常に話を聞きながら「結論は何だろう」と思っています。
結論を後回しにすると、実は聞いている様に見えて、相手は結論が何かを考えています。
そうなると、話はあまり頭に入ってきていません。
結論を先に伝えることで、相手は勝手に考えなくなります。
PREPの順番が変わると、急に伝わりにくくなります。
例えば、「インスタライブを見にいってコメントするとフォロワーが伸びやすい」ということを伝えたいとします。
PREPの順番を変えてみると・・・
具体例: この前、私のインスタライブで質問をたくさんして下さるフォロワーさんがいたんです!あと、見にきてくれた人同士で繋がってまして!私もみんなの名前を覚えられました!
聞き手:へ〜。
理由:コメントするとライブ主催者からの認知やライブを見にきている人への認知が広がるんだなぁと思いました!
聞き手:そうなんだ。
結論:なので、インスタライブを見に行くとフォロワーは伸びやすいんです!
聞き手:えっ、何の話?
非常に分かりにくいと思います・・・。
結論: インスタライブを見にってコメントするとフォロワーが伸びやすいです。
理由:なぜかというと、コメントすることでライブ主催者からの認知やライブを見にきている人への認知が広まるからです。
具体例:例えば、私のライブでも質問をたくさんしてくれるフォロワーさんは覚えていますし、あなたのコメントを他の方も見ているので、価値観の近い人と繋がれることも多いです。
結論:なので、フォロワーを伸ばしたければ、インスタライブを見に行くと良いです。
こちらの方が断然伝わりやすいです。
PREP法の例文|ビジネスシーンでの活用例
PREP法は、ディスカッションやプレゼン、上司への報告など様々なシーンで役に立ちます。
上司への報告
結論: A社の納品締め切りの件ですが、〜月〜日から〜月〜日に変更になりました。
理由:理由としましては、担当のAさんが急な体調不良で2週間ほど休むことになったからで す。代わりにBさんに対応していただくことになりました。
具体例:ただ、Bさんは取り組んでいる仕事の関係で、どうしても確認に少し時間がかかるとのことです。なので、納品日を〜営業日後ろ倒しに調整してもらいました。
結論: そのため、納品日が~月~日に変更になっております。
ディスカッション
結論:個人が収益をあげたければ無償で価値を届けろ、ということについて話していきます。
理由:何故かというと、人がお金を払うときは、商品や情報に価値があると感じたときだからです。なので、お金をいただくにはまず、この人の情報は価値があると感じてもらう必要があります。
具体例:ある程度の規模の企業であれば、広告に多額の広告費をかけることができます。例えば、サンプルを配ることや、最初の1ヶ月間はお試しで無料で利用できるといったサービスも無性の価値提供です。
広告費をかけれない個人であっても、有料級の情報を無償で提供することで「この人は信頼できる」と思ってもらえれば、購買につながります。
結論:なので、収益を上げたければ無償で有料級の情報を提供し、信頼してもらうことが大事です。少しでも利益を上げようと、稼ぐことばかりに目を向けてしまうと、結果として収益は上がりません。
最後に
REP法がうまく活用できれば、会話や文章において簡潔に分かりやすく物事を伝えることだできます。
日頃から人と話すときや上司への報告も「結論から言うと〜」と話すよう意識してみて下さい。
必ず仕事において良い効果をもたらし、ビジネスパーソンとしての評価も上がります。
ちなみにこの文章もPREPを意識して書いてみました。
今回も最後まお読みいただき、ありがとうございました!