こんにちは!Ruiです!
何の仕事をするにしてもこれをやると全く上手くいかない、ということがあります。
とても大事なことなので、今回はそのことについてお話ししていきます。
結論から言うと、「それは見返りを求めること」です。
この記事を読むと・・・
・「なんかこの人嫌だな」と思われる原因が分かります
・集客で失敗する確率を下げれます
集客が上手くいかない人がやりがちなミス
一生懸命メリットだけを必死に伝えてしまう、集客初心者がよくやってしまう失敗の一つです。
ですが、実際は
お金や理屈だけで動く人は、世の中そんなに多くいません。
一見、経営者や投資家はメリットや理屈だけで動いていそうですが、そうではありません。
そもそも、そんな立場の方なら、きっと普段から「儲かるので投資しませんか?」みたいな話はいっぱい来るわけです。
これを分かっていないと、ひたすらメリットだけを伝えてしまいます。
では何で人は動くのでしょうか?
答えは、相手との信頼関係と普段からどれだけギブをもらっているかです。
もらっているギブをお返ししたいと思っているか、それでほぼ決まります。
普段よくしてもらっているから、お礼で返そう、そう思ってもらうことが一番大事です。
例えば、あなたの誕生日に「お誕生日おめでとうございます!ほんの気持ちですが、、、」と言って、毎回プレゼントをくれる方がいたとします。
そうしたら普通は、相手のお誕生日に何かお返ししようと思いますよね。
目に見えるものでなくても、普段からよく手伝ってくれたり、良いアドバイスをくれたりする人には、自分も何かお返しできればと自然に思います。
もしあなたに、普段からすごく良くしてくれる方がいたとして、その方から「今度〜をするんだけど、良かったら来てくれませんか?話を聞いてもらえませんか?」と言われたら、余程の理由がない限り断りませんよね?
「普段から本当に良くしてもらっているし、〜さんのお役に立てるのなら、ぜひ!」
と言う気持ちになると思います。
反対に、「誕生日プレゼントあげましたよね?私の誕生日のときもプレゼント下さいね。」と言われたら、どうでしょうか。
「いつも〜してあげているのだから、〜するくらい当然だ』
みたいな言い方をされたら、感謝よりも不快感の方が勝ると思います。
だからひたすらギブなのです。
集客が上手くいかない場合は、まずここから見直すことは必要です。
これをリアルでやった人で、ホームレス古谷という人がいます。
彼は全く無名の売れていない芸人でした。
※https://entrenet.jp/magazine/13278/より引用
キングコング西野亮廣さんの勧めで、彼は「1日50円で何でもします」といって自分を販売し始めました。
草むしりでも引っ越しの手伝いでも何でもやったそうです。
鬼ごっこをしたいという依頼があり、ヒッチハイクで名古屋まで行くこともあったそうです。
そうすると、買った人は多少のクオリティが低くても50円ですから文句を言うこともありません。そして一日ずっと一緒にいるので仲良くなります。
古谷さんの人柄もあると思いますが、結局、彼はお昼ご飯や夕飯、飲み代までご馳走になります。
何なら遠慮なくおかわりもします。
結果、彼は10キロ以上太り、ホームレスなのに結婚までしました。
結婚式費用はクラウドファンディングで170万円以上集めたそうです。
このクラウドファンディングで支援した人たちの多くは、古谷さんを50円で買った人たちです。
古谷さんがギブし続け、多くの人から信頼を得ることができたので、「古谷さんのためなら〜」とクラウドファンディングで170万円もの金額が集まったわけです。
極端な例だったかもしれませんが、つまりはどうしたらなるべく多くの方に価値を提供できるかを考えることが大切です。
古谷さんのようにリアルで毎日誰かに会うというのはなかなか難しいので、Webを活用して情報でも動画でも何でも良いので、価値を届けます。
役に立つコラムを配信する、Youtubeで動画を配信する、これも一つのギブです。
ビジネスは価値を与える手段であり、信頼を稼ぐ手段です。
その信頼が集まれば、後からお金はついてきます。
少しでも多くの人にギブをしましょう!
返報性の原理
返報性の原理とは、相手から何かを受け取ったときに「こちらも同じようにお返しをしないと申し訳ない」という気持ちになる心理効果のことを言います。
人から良くしてもらうと、「お返しをしたい」といった気持ちになるのは、人間が持っている人情や義理に近い感情ともいえます。
例えば、買うつもりはなかったけど、すごく丁寧で親切な接客そしてくれたので、購入してしまったなんて経験はないでしょうか?
また、何個も同じものを買わされ、詐欺の被害に遭ったおばあちゃんに「どうして買ってしまったの?」と聞くと、多くは「すごく親切にしてくれたから」と言う回答が多いようです。
多くの人は、何かされたら返してあげようという感情を持っています。
見返りを求めてはいけない
返報性の原理が人には備わっていることから、多くの人は何かをしてあげたときに、その見返りを求めてしまいます。
これをやっていると物事は絶対に上手くいきません。
なぜ見返りを求めてしまうのか、それは多くの人がTime is moneyで働いているからだと思われます。
雇われて仕事をしている場合、自分の時間やエネルギーを切り売りしてお金を稼いでいます。
エネルギーと時間を使ったら、お金を貰えるのが当たり前、そう思っている人が多いです。
ギブ&テイクが当然であるということです。
偉そうに書いている私もそうでした。
お世話になっているしなと思い、通常は追加料金が発生するようなサービスをしてあげることが多々ありましたが、ギブした後は心のどこかで見返りを求めていました。
「なんでいつもこんなによくしてあげているのに紹介の一つもしてくれないんだ」
「もっと自分に仕事を振ってくれよ」
こんな感情が芽生えておりました。
でも、相手にそういった気持ちは伝わるもので、「何かするたびにこの人は恩着せがましいな」、「関わりたくないな」と思われます。
全く見返りを求めずに相手に何かをしてあげると、相手は純粋にありがとうという気持ちになり、お返しをしたいなという気持ちになります。
これが返報性の原理です。
見返りは求めず、相手が喜んでくれたらOK!
はい、終了!と考えること
最後に
長々とギブが大事だという話をしてきましたが、いかがでしたか?
何もビジネスだけではなく、人間関係でもそうです。
いつも親切に人に接していれば、きっと困ったときに助けてくれる人がいるはずです。
見返りを求めず、無償でギブすること
何をするにしても、この精神がないと必ず躓いてしまうので、今回はこういった記事を書きました。
この記事を読んで、少しでもギブをしようと思ってくれる方が増えると嬉しいです。