こんにちは!Ruiです!
このWebサイトに来てくださり、ありがとうございます!
突然ですが、物事が続かない・・・なんていう経験はないでしょうか?
〜の勉強をするぞ!!
〜の練習をするぞ!!
ダイエットのために運動するぞ!!
できましたか??
私は意志の弱い人間で、いつも続けることができません。
結論から言うと、これはホメオスタシス(恒常性)が原因です。
今回はこのホメオスタシスについて書いていきます。
・三日坊主の原因が何か分かる
・ホメオスタシスがを味方につけれるようになる
ホメオスタシスとは?
ホメオスタシスとは、生体が変化を拒み、一定の状態を維持しようとする働きのことを言います。
元々、生物学の用語で外部の環境にかかわらず、一定の状態を保とうとする機能のことです。
例えば、気温にかかわらず、体温を36度程度に保つということもこれにあたります。
人間である以上、生物学的なホメオスタシスは必要な機能なので良いのですが、問題は心理学的なホメオスタシスです。
心理学におけるホメオスタシスとは、「今の生活や環境を維持しよう!」という心理のことを言います。
なぜホメオスタシスが備わっているのかというと、狩猟採集時代などの環境下において、現状を維持できないということは死を意味していたからです。
急激な変化により、大変な事態が起こったり、大怪我をしたりすれば生き延びることができません。
このため人は、何かを得る喜びよりも、失う怖さ強く感じる本能が備わっています。
「変わりたくない」と思うことは普通のことなのです。
何か改革をしようとか新しいものを取り入れようとすると、適当な理由をつけて必ず反発があったりしますが、これも人間の性質上仕方のないことなのかもしれません。
なんでやろうと決めたことがいつも続かないのだろう・・・
なんて自分は意志の弱い人間なんだ・・・・
と思ったことは誰しもあるでしょう。
でもそれは人間である以上仕方のないことなので、あまり自分をダメだと思い込むのはやめましょう!
ホメオスタシスを味方につけるには?
結論から言うと、現状維持という性質をうまく利用することです。
変化すること、頑張ることが普通になれば、変化し続けること、頑張り続けることにホメオスタシスが働きます。
そうすると変化していなかったり、頑張っていなかったりすると、心地が悪くなってきます。
私の友人に、どんなに遅く帰ろうが酔っ払っていようが必ず筋トレをする人がいます。
「早く寝れば良いのに」と言うと、やらないと気持ちが悪くて寝れないと言っておりました。
まさにホメオスタシスを味方につけていると言えます。
また、ある経営者の方は、社員に何か新しいことをさせるときは「とにかく21日間やらす』と言っておりました。
そうすると、やれと言わなくても勝手にやるようになるそうです。
行動心理学ではインキュベートの法則(21日間の法則)と言われるのですが、習慣化したい事をとにかく何が何でも21日間続ければ、それが顕在意識から潜在意識へ受け渡されて行動が習慣になって定着するというものです。
これもホメオスタシスを味方につけています。
ホメオスタシスを味方につけるために、毎日自分が決めたことを達成するようにしましょう。
それができると自信にも繋がります。
いやいや、それができないから苦労するんだ!!と思いますよね。
そこで、自分との約束事は必ず達成できるものにしましょう。
難易度を低くして構いません。
例えば、運動習慣をつけたい人であれば、毎日腕立てを1回するとかでもいいです。
これならそんなにハードルの高くはないですよね?
何事も最初が一番面倒なのです。
腕立ても1回やってしまえば、案外10回20回やってしまうものです。
私は、Webマーケティングの勉強するための会員サイトに毎日ログインする、という約束事をたてています。
仕事で夜遅くなってしまうこともりますが、これなら移動時間中や隙間時間にもできます。
ログインしたら何かしらの音声や動画を見聞きしています。
この約束事をたててからもう40日近く経過しておりますが、欠かさず毎日できております。
このように簡単なことでいいのです。
達成し続けているうちに、それが段々と自信になっていきます。
習慣化できるとホメオスタシスが味方に付いてくれます。
最後に
ホメオスタシスについて書いてみましたが、いかがでしたか?
面倒だな、やりたくないなという気持ちになったら、「あ、ホメオスタシスが邪魔しにきたな」と考えるようにしましょう!
やりたくない気持ちが強くなったからといって、「本当はやりたいことではないのでは?自分の気持ちに正直になろう」なんて言って自分を正当化するのはやめましょう。
物事が続かず、悩んでいる方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!